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2013年5月21日
この地で90年。3代に渡って刈谷の皆様のお口の健康を守ってきました
私の父親、つまり二代目の院長は、休みをとらない人でした。文字通り馬車馬のごとく歯科医療にむかう父の姿を見ながら育ったのが私です。子供時代は、仕事ばかりの父親ですから、寂しい思いもありました(笑)
いま振り返ると、誰に言われるでもなく自分から歯科医師になりたいと自然に思ったのは、そんな父の実直な姿を見ていたからでしょう。
中学生だったとき、その後の進路を決めかねていたときです。先生が私に言った言葉が決定打になりました。
「親子で一緒に、同じ勉強ができることほど楽しいことはない」。
こう言われて、歯科医の道に進むことを決意したのです。尊敬する父と同じ道にたって、同じ勉強ができると思うとうれしかったのです。
その患者さまに対して最後まで責任を持て
その父から何度となく言われたことがあります。それは、
「一度患者さまを引き受けたら、その患者さまに対して最後まで責任を持て」。
ということでした。そのせいなのかどうかは判りませんが、私の特技としてこういうのがあります。それは、カルテと名前を見れば、その患者さまのお口の中がハッキリとイメージできるのです。写真を見るように、頭の中に浮かびます。
患者さまに対して最後まで責任を持つということは、言い替えれば「治療をやりっぱなしにしない」ということです。もっとも、カルテと名前でお口の中が写真を見るように浮かんでくるのですから、やりっぱなしにしたくても気になってできません。
そんな特技のおかげで、「最後まで責任を持て」の父の言葉もまっとうできるように思えてきました。
歯科材料のエキスパート
大学院時代は、歯科理工学を専攻しました。これは、歯科に関わる材料を研究する分野です。なぜこの分野だったのか言うと、歯科医療は材料が大きく結果を左右するということに気づいたからです。
歯科理工の道に進んで良かったのは、材料の良し悪しを判断できるようになったことです。患者さまにもっとも適した材料を選び取ることができるのも、歯科理工学を専攻したおかげです。特に入れ歯は、金属のことをよく知っていないと判断できません。
当時の知識と経験は、現在の入れ歯作りにとても役立っているように思います。いまでは、材料に対する判断能力は、当院の強みの一つになっています。
「予防歯科」にチカラを入れている理由
実は私、心筋梗塞を患ったことがあります。今はもう完全に回復したのですが、その時は生まれて初めて入院をしました。医者に言われたのが「2ヶ月仕事をするな」でした。
実際に自分が大きな病気を患って判ったのは、予防の大切さです。シッカリと普段からの生活を考えていれば、こんな大きな病気にかかることはなかったはずですから。
もう一つあります。「2ヶ月仕事をするな」と言われましたから、その間、特定検診の勉強を集中的にやる機会に恵まれました。大病と入院という自分の状況もあったので、身をもって定期健診の大切さを痛感したわけです。
さらに追い討ちをかけたのが、歯科医師会からの話で始めた企業健診です。たくさんのお口の中を診ることで、お口と全身の関係にも気づくようになりました。実際、結果を大学に送った時、お口と全身の関係を裏付けるデータが出てきたわけです。
このようなことが重なって、予防歯科にうんとチカラを入れるようになったんですね。
治療の重みとプレッシャー
いまさらながら、父の言った「責任」という言葉を大切にした治療の重みを実感しています。正直に言うと、若いころは責任というのを感じることはできなかったです。父と同じ道に立って同じ勉強をと、まるで父に追いついたような気になっていましたが、とんでもなかったですね。
しかし、あの頃の父の年齢に近づくにつれ、プレッシャーを感じながら治療をするようになりました。良く考えると、「責任」を大切にした治療の重みから受けるプレッシャーではないように思っています。「最後まで責任を持て」と言った、あの頃の父に追いつき、追い越せるのか、という自問へのプレッシャーなんだと気付いたのです。
そのプレッシャーに押しつぶされないよう、シッカリと勉強をし続けなければ、と思っています。どこに出しても恥ずかしくない、よい治療を提供していきたい。その一心で、プレッシャーをはねのけることにしています。
プロフィール
京極歯科 / 院長:久田和明
昭和33年3月7日生まれ 血液型A型 うお座
刈谷市立亀城小学校 卒
愛知教育大学附属岡崎中学校 卒
昭和51年 愛知教育大学附属高校 卒
昭和57年 愛知学院大学歯学部 卒
第71回歯科医師国家試験合格
昭和61年 愛知学院大学大学院歯学研究科終了(歯科理工学専攻)
学位論文、歯学博士学位取得、京極歯科に勤務
平成7年1月1日 京極歯科院長就任
平成23年4月 刈谷市歯科医師会副会長
平成25年4月 刈谷市歯科医師会理事
愛知県歯科医師国保常務理事 pdf
愛知学院大学歯学部非常勤講師 pdf
現在に至る
保険適用のものと適用外のものとでは、どう違うのですか?
保険適用のもの(義歯=入れ歯)はプラスチック製なので、「治療費が安い」、「修理がしやすい」というメリットがありますが、分厚いため「話しにくい」、「汚れやすい」、「壊れやすい」というデメリットがあります。
一方、保険適用外のものは「丈夫」、「よく噛める」、「違和感がない」などのメリットがありますが、精密な検査設計を行い、さらに高価な素材で作られますので、保険に比べて費用は高くなります。
保険適用外の入れ歯には、どんなものがありますか?
多くの種類がありますが、代表的なものとしては「金属床義歯」、「チタン床義歯」、「アタッチメント義歯」などで、主要部分を金属にすることで、丈夫でかなり薄く作れるので違和感が少なくなります。
さらに、アタッチメント義歯は、通常入れ歯に必要な留め金がないので、入れ歯と気づかれにくいという利点があります。
金属アレルギーなのですが。
材料のひとつである「チタン」は、非常に生体親和性が高い金属ですので、金属アレルギーの心配はないと言われています。
メタルセラミックは何年くらいもちますか?
歯軋りの強い方や装着後のお手入れ、またはメインテナンスにより大きく異なりますが、しっかりとしたお手入れとメインテナンスを心がけている患者さまでは、30年以上持つ方もおられます。保険外の白いかぶせ物の中でも最も歴史が古く一番信頼できるかぶせ物です。
お手入れやメインテナンスはどうすれば良いのですか?
お手入れは、お伝えするブラッシング方法を心がけて頂ければ大丈夫です。
メインテナンスは3~4ヶ月を目安に定期的に来院して頂き、かみ合わせが変化していないかなどの確認をさせて頂きます。
装着時はベストな状態でも、年月が過ぎるにつれて、装着したセラミック以外の歯が、移動したり、磨り減ったりすることがありますので、それに合わせて、セラミックの微調整をお口の中で行います。これにより装着した歯も安定し、永年に渡り綺麗で丈夫な歯を保てます。
本当にセラミックの色は何年たっても変わらないのですか?
はい。変わりません。黄色に色が変わる原因は2つあります。ひとつはかぶせる歯の素材そのものが唾液を吸収してしまう変色です。そしてもうひとつは、歯の表面にプラークが付着する着色です。保険のプラスチックの歯のように、素材そのものが唾液を吸収して変色してしまうとと、それを白くすることはできませんが、自費のセラミックは唾液をいっさい吸収しないため、素材その物が黄色に変色する心配はありません。着色は簡単なお掃除で綺麗になります。
プラスチック前装冠ってどんなものですか?
金属の前面にプラスチックを張り合わせた前歯のかぶせ物です。機能的におおきな問題はありませんが、色の面では素材そのものが唾液を吸収してしまうので変色してしまいます。また、個人差がありますが、確実に磨り減ってしまいます。
プラスチック前装冠はどれくらいで色がかわるのですか?
個人差はありますが、お茶やコーヒーをよく飲まれる方やタバコをすわれる方では早い方で数ヶ月で変色してしまうこともあります。
歯につめたり、かぶせる金合金とはどんな物?
金合金は、強度的に優れていますので、奥歯に最適です。保健適応の銀歯と異なりゴールド特有の適度な硬さで、かみ合う相手の歯を痛めません。また、適合性にも大変優れていますので二次的なむし歯になりにくいという特徴もあります。
保険の銀歯ってどんなもの?
物を噛む機能には問題がありませんが、まれに金属アレルギーの症状がでる方がおられます。また、保険適応外の歯に比べると口の中が暗く見えてしまうので、むし歯の多いイメージを相手に与えてしまいます。
お口の健康とメタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームとは肥満、高血糖、高血圧などの危険因子が重なった状態のこと。これらの危険因子が重なることで「脳卒中」「心筋梗塞」「糖尿病」など、生命にかかわる病気の発症確率が格段に高くなります。
国内外の疫学調査から、糖尿病(高血糖)や肥満のある人には歯周病が多く、しかも重症になりやすいことがわかっています。
その一方で、様々な研究から、自分の歯でしっかり噛んでゆっくり食事をすることが肥満の予防につながることが明らかになってきました。また近年、糖尿病患者に対し歯周病の治療・管理を行なうと、血糖コントロールが改善したとの報告がなされています。
糖尿病(高血糖)と歯周病の間には、双方向の関係があるのではないかと注目を集めています。
お口の健康をまず第一に!
なによりも、メタボリックシンドロームの要件である、肥満(内臓脂肪の蓄積)、高血糖、高脂血、高血圧のすべてに深く関連しているのが食生活です。
一方で、バランスの取れた適切な食事を摂るためには、どんな食物も良く噛める歯の健康が欠かせません。生活習慣病やメタボリックシンドロームの予防を進めるための基本は「バランスの取れた適切な食生活」であり、それを支える入口と土台が「歯の健康」なのです。
院長の共同研究「歯周病とメタボリックシンドロームの関係」はこちら
よく噛むことの重要性
『よく噛むこと』には、8つの効用があります。これを見ても、しっかりと噛める歯の重要性が理解できることでしょう。
(1)肥満予防に役立つ
時間をかけてよくかむと、血糖値が高まり、肥満中枢を刺激します。その結果、過食・肥満の予防になるのです。
つまり、よく噛むことはメタボリックシンドロームの予防になるわけですね。一口お口に入れたら30回噛むことを目標にしてください。30回噛むためには、一度お箸をおかなくてはいけません。
(2)味覚の発達に寄与
かむことで唾液の分泌が活発になり、口の中で細菌の繁殖を抑えたり、歯についた食べかすを取り除く作用があります。そうすることにより口の中が衛生的になり、味覚が発達し、より味わってたべる事ができます。
(3)言葉の発音がはっきりする
よく噛む習慣ができていると、顎の発育もよく、顎の運動も日々活発になります。したがって、発生する言葉がハッキリとした発声・発音となります。
(4)脳の発達を促す
脳の循環血液量が増加し、知的発達を促進し、老化の予防(ボケ防止)にもなります。たとえば、老人の場合に歯が無くなってしまい入れ歯も不具合の方は、早くボケてしまうようです。これに対して、しっかりと歯の数が残っていると老化の予防(ボケ防止)に役立っていることが知られています。
また子供の場合、よく噛むことで脳の循環血液量が増加し、知的発達が促進され、学習能力が向上するのです。
(5)歯の病気の予防:う蝕 歯周病に役立つ
あごの発達がよくなります。あまりかまない子は、あごが小さくなり、歯並びが悪くなることがあります。歯並びが悪いとむし歯になりやすくなってしまいます。また、噛み合わせの状態が悪いと歯周病を悪化させてしまいます。
(6)ガン予防になる
よく噛めば唾液の分泌がよくなりますね。このときの唾液中の酵素が、一部のガン予防に効果があるとされているのです。
(7)胃腸が快調になる
唾液の分泌を促し、消化吸収を助けることにより胃腸の状態も快調になります。
(8)全力投球ができる
唾液中のリゾチーム、ラクトペルオキシタ-ゼ、IgE(免疫抗体)などの感染予防物質が疾病の予防、健康増進に役に立ちます。よく噛み、よい噛み合わせで、丈夫な顎があれば、何事にも「踏ん張り」がききます。遊びにも仕事にも、全力投球でのぞめるでしょう。
歯周病が全身にあたえる影響
歯周病が体全体(全身)に影響を与えると言ったら、どのように思いますか。
なぜこのようなことが言えるのでしょう。それは、口のなかの歯周病菌と歯周病の炎症で生まれた成分が体中にひろがるからです。
私たちの口のなかには、健康な人の場合で約300種類、数にして2億個ともいわれる微生物が住みついています。こうした微生物は、周りの環境に応じて悪玉になったり善玉になったりするのです。
歯みがきをさぼって油断すると悪玉微生物が口のなかで増えていき、むし歯や歯周病をひき起こします。それらの悪玉微生物は、口の中にとどまらずノドから気管支、そして肺にまではいりこみます。
また、歯ぐきの中の血管にもぐりこんで、血液とともに全身の臓器へ運ばれて行くこともあります。さらに、歯ぐきの炎症のある場所で作られた成分(ケミカルメディエイター)も同じように全身に散らばります。
そして、これらが全身の病気を誘発し、最悪の場合は死に至ることも考えられるのです。このように、お口の中の病気は、お口の中だけにとどまらず、その影響は全身へと及ぶのです。
以下に歯周病と関係の深い全身疾患をあげておきましたので、参考にしてください。
●糖尿病
糖尿病が歯周病を悪化させるとともに、歯周病も糖尿病を悪化させます。歯周病は糖尿病の第6番目の合併症だとも言われています。生活習慣病である歯周病は、糖尿病と深い関係があります。近年、糖尿病患者に対し歯周病の治療・管理を行なうことにより、血糖コントロールが改善したとの報告がなされており、糖尿病(高血糖)と歯周病の間には双方向の関係があるのではないかと注目を集めています。
●誤嚥性肺炎
病気などで体の抵抗力が落ちていたりして、誤って唾液が気管に入ってしまうと歯垢(プラーク)にいる細菌が肺に感染して肺炎を引き起こすことがあります。高齢者(65歳以上)の死亡原因の第1位は肺炎です。誤嚥性肺炎をおこした患者の肺から歯周病原因菌(嫌気性グラム陰性菌)が高い頻度で見つかっています。
●骨粗鬆症
骨粗鬆症のひとは、そうでないひとに比べて、歯周病にかかっている場合の歯槽骨吸収(歯をささえる骨が少なくなっていく)の量ははるかに多くなり、歯周病の進行は促進されます。また、歯周病で歯を失うと噛む力が低下し、バランスのとれた食事をしにくくなり、からだ全体の骨密度が低下する可能性が高くなります。
●低体重児出産
妊娠が、歯周病を悪化させることがあります。妊娠そのものが、直接的な原因ではなく、妊娠初期のつわりなどの為に歯磨きが不十分となり、歯周病にかかりやすくなるのです。また、歯周病の人が妊娠した場合、7倍の確立で低体重児出産、早産などの出産障害が起こると言われています。
●細菌性心内膜炎
細菌が血管を介して心臓の冠動脈などに血栓を作ることがあり、歯周病が進行していると心疾患になる確率が3倍以上高くなると言われています。
●皮膚炎(バージャー病・掌蹟膿疱症)
バージャー病は、この病気の患部の血管試料のほとんどから歯周病菌が検出されています。すべてのバージャー病患者は歯周病と診断され、その程度はいずれも中等度から重症でした。
●認知症
認知症の進行防止・改善には、手指の運動、噛むことによる食事の改善、脳の血流改善、そして脳の活性化を図ることが有効とされています。特に、食事は毎日欠かすことができない行為であり、患者さまが自分で噛み、食事をおいしく味わえることは、認知症の防止、改善に有効なことがわかってきました。
●たばこの歯周病への影響
喫煙は体に悪さをするばかりでなく、口のなかにも悪影響がでます。通常はピンク色の歯ぐきが、メラニン色素の沈着でどす黒くなってしまいます。平均的な喫煙者は、タバコを吸わない人に比べ、3倍も歯周病にかかりやすく、また2倍も多く歯が抜けているという報告があリます。
8020運動
8020運動(よい歯でよく噛みよいからだ)
おいしく食べて、健康で長生きするために、欠くことのできない「歯」。
8020運動(ハチマルニイマルうんどう)とは、「80歳にもなっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。愛知県から全国に発信して平成元年から進められています。
健康で長生きするために-みんなの願い「8020」
食べることは、命を支える大切なこと。からだの健康を保ち、おいしく食べるには「歯」は欠くことのできないものです。しっかりと噛むことで、唾液の分泌も促され、胃や腸での食べ物の消化・吸収もよくなります。だいたい20本の歯があれば、ほとんどの食べ物を噛み砕くことができ、味を楽しみながら食べることができます。
「8020」-80歳になっても自分の歯を20本以上保つことは、健康で長生きをするための大切な目標といえるのです。
愛知県での8020を達成されたかたの表彰者は年々増加し、平成20年度には約3000名の方が表彰されています。
愛知県8020達成者
何でもかめることが健康長寿への第一歩
あなたの将来は大丈夫ですか? =若いときから歯のお手入れを!=
健康状態
8020達成者の方は、90歳を超えてもなお、半数以上の方が健康でお過ごしでした。健康で長生きができるなんて、理想的ですね。一方、8020を達成できていらっしゃらない方の約半数が介護が必要な状況であったということは残念な結果です。
介護と8020の関係
食生活
8020を達成された方は、85歳になっても90歳になっても、何でも食べられる食生活を送られている方が多くいらっしゃることが明らかになりました。生涯、自分の食べたいものが食べられるということは幸せですよね。
そしゃく能力をみる食べ物
● ごはん ● 煮豆
● いためた玉ねぎ ● きゅうり(薄切り)
● かまぼこ ● 白菜のつけもの
● ピーナッツ ● イカの刺身
● 古たくあん ● 酢だこ
みんなで勉強しよう!
==お口の病気とからだの病気の関係==
お口は、からだの入り口です。食べ物と一緒にからだの中に入ってはいけない細菌が、この入り口からからだの中に入ってしまうと、思わぬ病気の引き金となってしまいます。
あまり知られていませんが、むし歯や歯周病がお口の中にあると、むし歯や歯周病によって増殖してしまった細菌は、血液にのってからだの病気を引き起こしてしまうのです。
心臓病
むし歯や歯周病の原因菌が血管を通って心臓にはいり心臓病の原因の1つになります。
メタボリック症候群(肥満)
良く噛んでゆっくりと味わって食べることは、満腹中枢を刺激して、早めの満腹感をもたらします。口腔ケアでよいかみ合わせを維持しましょう。
風邪・インフルエンザ
細菌・ウィルスは口・鼻から進入します。手洗い、うがいとともに口腔ケアも風邪・インフルエンザの感染予防に役立ちます。
糖尿病
糖尿病と歯周病の関連性について研究が進んできました。口腔ケアがとても大事です!
胎児の低体重・早産
妊娠中はつわりなどで、口の中のケアがむずかしくなりがち。歯周病が妊娠・出産に影響を及ぼすという報告もあります。
口腔ケアで守ろう! 健康長寿!
ご高齢になっても何でもたべられるように、お口の健康を保って、栄養のバランスが偏らないように気をつけましょう。たとえ総入れ歯でも、お口の中や舌の表面は、汚れと雑菌のすみ家になりやすいので、口腔ケアがとても大切です。もちろん、入れ歯のお手入れも大事です。
認知症
認知症があると口腔ケアが不十分になり、むし歯や歯周病が進行しやすい。口臭の原因にもなります。
脳卒中
脳卒中の後遺症で、食べる・飲み込むといった基本的な動作に障害が出ることがあります。口腔ケアによるリハビリも大切です。
口腔乾燥症(ドライマウス)
唾液が少なくなってお口の中がパサパサ。入れ歯も落ちるし、味もわからない。薬の副作用や、病気がかくれていることも...。
肺炎
口腔ケアが不十分な高齢者の方ではその汚れが気管へと流れて「誤嚥性肺炎」を繰り返し、亡くなるケースが増加しています。
お口とカラダの健康のためのインターネット活用術
~情報で健康を守る時代に向けて~
健康で楽しく毎日を過ごすためには、まずは、健康についての正しい知識を得ることが欠かせません。全身の疾患との関係が明らかになりつつあるお口の健康についても同じだといえます。
現在ではインターネットを通じて、あらゆる情報を手に入れることができるようになりましたが、あふれる情報の中から本当に役に立つ情報を入手し、取捨選択し、活用していくためには何が大切なのでしょうか。
『がんの罹患率もインターネットからの情報に影響される?!』
健康を維持していくためには、まずは健康や病気についての正確な情報が大切です。正確な情報は病気の予防、治療、医師とのコミュニケーション、治療後のアフターケアに不可欠になります。
アメリカでは、医療知識の格差ががんの死亡率にまで影響しているという研究があります。白人女性が乳がんにかかる割合は黒人女性より高いのですが、死亡率は黒人女性のほうが高い。乳がんの知識が十分ではなく、治療をうける時期が遅れがちなことが要因の一つになっているのだと思われます。では必要な医療情報をどうやってうまく入手すればよいのでしょう。
メディアによって提供される医療情報には特徴がありますから、それらをよく理解し、ひとつの情報源に決めてしまわずに、いくつかを組み合わせて上手に利用しましょう。特に、インターネットの情報は膨大で玉石混交ですから、まずは信頼できるWEBサイトを利用して、健康づくりに役立つ知識を増やしていきましょう。
『正しい健"口"情報の入手方法とは?』
お口が健康であることを「健口」と呼ぶことが増えてきています。「健口」でないと歯やお口が病気になり、歯の喪失につながります。
歯がなくなったり、歯やお口の機能が良好でなくなったりすればうまく噛むことができず、QOL(生活の質)の低下につながります。ビタミンやミネラルなどが不足しがちになり、よく噛まずに飲み込むことから肥満になりやすく、メタボリックシンドロームにも関係すると言われています。
さらに最近では、歯周病を治療すると血糖が下がりやすくなり、糖尿病もよくなることがあるという研究結果も報告されるなど、口腔ケアと全身疾患の関係はますます注目されています。
もちろん、こういった「健口」情報の収集においてもインターネットが役に立ちますが、単に検索しただけでは信憑性の低い、販売目的のWEBサイトが上位に表示される可能性があります。そのWEBサイトを「誰が」、「いつ」書いたものなのか、読む側が意識する必要があります。
また、「病名+根拠」で検索することも質の高い情報への近道だといえます。「エビデンス」や「ガイドライン」といった言葉をキーワードとして使用するとよいでしょう。
『お口とカラダの健康情報をうまく活用していくために』
健康に関する情報発信に限らず、メディアにおけるインターネットの存在が大きくなってきています。私たちはこういった情報について、今後ますますうまく活用する方法を身につけないといけません。
インターネットは情報を入手するだけでなく、患者さまが交流する場にもなっており、同じような症状や悩みを持つ人たちが、情報交換をしたり、励ましあったりすることもできます。今後、そういった交流の場がもっと出てくると思われます。
インターネットは必要なものはすぐに出てくるところが利点ですが、情報が多すぎたり、専門的で難しい内容も含んでいたりして、結局どこを読んでいいか分からなくなることもあります。今後、年代別など、利用者をより意識した読みやすいWEBサイトが出てくることが期待されます。
インターネットで情報を入手する際に、見ているうちに誘導されているようなWEBサイトには注意しましょう。少しでもそういう匂いを感じたら、読むのをやめておいた方が安全です。
WEBサイトは見る側の不安心理に乗じるような作りになっている場合もありますので、刺激は弱くても安心できそうな作りのものを信頼したほうがよいでしょう。
以下に紹介するような、情報の確度が高いWEBサイトの活用をオススメします。
オススメ健康情報WEBサイト
〇 e-ヘルスネット
生活習慣の見直しに役立つ健康情報サイト
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/index.html
〇 テーマパーク8020
歯とお口のことなら何でもわかる
http://www.jda.or.jp/park/
〇 Mouth & Body PLAZA
おくちとカラダの健康を考えるサイト
http://www.mouth-body.com/
骨粗しょう症の予備診断
骨粗鬆症にご用心!! あなたの骨、大丈夫ですか
近年、社会的にも問題となっている骨粗鬆症については、多くの骨粗鬆症患者は無自覚のまま、骨折の危険のある状態で生活しているといわれています。
閉経後の女性では、高度の骨粗鬆症患者ほど早期に歯が失われるとの報告があります。最近、歯科用パノラマX線写真は、特に50歳以降の女性における骨粗鬆症性骨折の危険を知る手段として、有用であることが判ってきました。
気になりませんか?あなたの骨
歯科のパノラマX線写真であなたの骨粗鬆症のリスクがわかります!
あなたは骨粗鬆症という病気のことをご存知ですか?
体の骨の量が減って腰が曲がったり骨が折れやすくなる病気のことです。
でも、この病気の本当に恐ろしいのは、、、痛みなどの自覚症状がなく進行すること。ひとたび骨折すると治りにくく寝たきりになってしまう場合も......。
この病気は、早期に予防と治療をしっかり行うと、骨密度の減少を抑えることができ、骨折・寝たきりを防ぐ事ができます。そんな病気の可能性が歯科医院に行った時に判ります。
むし歯や歯周病の治療のために撮影したレントゲン写真:パノラマX線写真を使って予備判定ができます。
骨粗鬆症とお口のかかわり
骨粗鬆症になっている方は、各種の調査報告により、健常な方と比べてお口の中にも違いがあることがわかってきました。
・ 骨粗鬆症の方の90%以上が慢性の重度の歯周病になっていた。
・ 全身の骨の量は歯を支えている骨の密度との相関関係があった。
・ 閉経後の女性では高度の骨粗鬆症の方ほど、早期に全ての歯が失われていた(総入れ歯になる)
歯科のレントゲン写真と骨粗鬆症
あなたやご家族の方の中には、歯科医院でレントゲン写真(パノラマエックス線写真)を使ってむし歯や歯周病・親知らずの説明や治療を受けられた方がお見えになると思います。
近年このパノラマエックス線写真を使って骨粗鬆症の予備判定にも活用できることが判ってきました。この方法を用いると、50歳以上の女性の骨粗鬆症のリスクを簡単に知る事が可能となりました。
骨粗鬆症の疑いがあると判定された場合
骨粗鬆症の疑いがあると判定された場合、骨粗鬆症の確定診断と治療を行える医療機関へ紹介をしています。
また、歯周病の急速な進行を防ぐための治療を併せて行っていく必要がありますので、紹介医療機関との情報交換(連携)を密に行ってまいります。
骨粗鬆症が気になる方や不安な方へ
当院:京極歯科は愛知県歯科医師会の協力歯科医院となっており、愛知県医師会のご協力のもと、骨粗鬆症の確定診断と治療を行える協力医療機関への紹介をしています。
患者さまの了解を得て協力医療機関へ紹介いたします。
ご心配な方は、当医院へご相談下さい。
また、愛知県歯科医師会の活動:骨粗しょう症連携推進事業のご案内はこちらから。
スポーツ歯学
スポーツをしているとき、思わぬ力がかかってケガをしてしまうことがあります。動きの早いスポーツ、接触の多いスポーツでは、特に顔やあご、歯などのケガの発生率が高くなっています。
当院では、スポーツでの思わぬ事故やケガを予防するための「マウスガード」の製作を行なっています。
マウスガードとは?
マウスガードは、マウスピースやマウスプロテクターとも呼ばれ、口の中を保護するための装置です。あごや口、歯などへの衝撃をやわらげて、あごの骨折や口の中を切ってしまったり、歯が折れてしまうのを防ぎます。また最近では、脳しんとうの予防にもなると言われています。
マウスガードは、スポーツ用品店などで売られています。しかし、口の中は一人ひとり大きさも形も違います。自分にピッタリ合ったものでないと、思った効果は得られません。
口を開けたときに落ちてしまったり、それが気になってスポーツに集中できなかったり、かみ合わせが合わずに顎関節を痛めてしまうこともあります。
マウスガードの本来の効果を発揮するために、歯科医院できちんと型をとって、精密に作ったマウスガードを使用してください。
意外と多いスポーツ時の歯のけが
実は、子どもが歯を失う原因として、意外と多いのがケガによるものなんです。とくに、スポーツ時には相手とぶつかったり、転んだり、スポーツ用具にぶつけたりといった事故が原因になります。
万が一、ケガで歯が抜けてしまっても、できるだけ早く歯を持って歯科医院を受診しましょう。状態によっては、歯を再植固定する治療で、元にもどすことができるのです。
「けがで歯が抜けたとき」の対処方法
(1)抜けた歯をさがす。
(2)歯の根っこに触らないようにして、流水で洗う(30秒以内)。欠けた歯もあれば、袋にいれて持っていく。
(3)抜けた歯を牛乳(低脂肪乳やロングライフミルクは不可)もしくは歯の保存液や生理的食塩水にいれて保存。牛乳などがない場合、短時間であれば唾液につけてもよい。
(4)歯を持ってすぐに歯科医院へ
スポーツのときに、歯が折れたり、歯を失ったりする事故は少なくありません。歯とお口のけがを少しでも減らすために、マウスガードの利用がすすめられています。
マウスガードの効果
マウスガードには、次のような効果があると言われています。
・歯を保護する
・歯の骨折を予防する
・口の中や唇の裂傷を予防する
・あごの骨折を予防する
・顎関節を保護する
・脳しんとうを予防する
上のような予防と保護が必要なのは、激しいスポーツや危険をともなうスポーツ、歯を食いしばるスポーツをする方々です。
歯を食いしばると、マウスガードが磨り減ったり破損したりします。合わないマウスガードを使っていると効果が半減しますし、思わぬ事故を招きかねません。少なくとも1年に1度は歯科医院でチェックしてください。
カスタムメイドマウスガードの利点
・適合性と装着感に優れている
・厚さや形態の自由度が高い
・各個人にかみ合わせに調和したものができる
・スポーツ種目の特徴によって形態を自由に変えられる
マウスガード装着義務のスポーツ
アメリカンフットボール・キックボクシング・ボクシング・テコンドー
マウスガード一部義務化のスポーツ
アイスホッケー(20歳以下でフルフェイスマスクを装着しないプレーヤー)・インラインホッケー(20歳以下のプレーヤー)・ラクロス(女子プレーヤーのみ)・ラクビー(関東医歯薬リーグ・関東ラグビーフットボール協会)・空手道(流派、団体、試合ごとに独自規定・国際空手道連盟など)
マウスガード装着推奨のスポーツ
アクロバット・武術・ラグビー・ラケットボール・野球・自転車競技・バスケットボール・砲丸投げ・スキー・スケートボード・ボクシング・乗馬・フィールドホッケー・サッカー・スカッシュ・ソフトボール・ハンドボール・アメリカンフットボール・体操・サーフィン・水球・バレーボール・アイスホッケー・ラクロス・インラインスケート・バンディ・ウェイトリフティング・スカイダイビング・レスリング
※国際スポーツ歯科医学会による
一流のアスリートは歯を大切にする
一流のアスリートの間では、歯を大切にすることが常識となっています。例えば海外で活躍しているプロサッカー選手が、かかりつけの歯科医院で歯の治療をうけるためにわざわざ帰国して、話題になったことがあります。
大リーグで活躍するイチロー選手は、1日5回も歯をみがくとも言われています。また、わが国のトップレベルの選手を調べたところ、一般の人よりもむし歯が少なく、未処置の歯もほとんどありませんでした。
噛む力とパワーには深い関係がある
プロ野球選手が試合中にガムをかんでいるのは、脳への血流を活発にして集中力を高め、より瞬発力を発揮できるようにするためだとか。スポーツをするときには、しっかり奥歯を噛みしめるとよりパワーがでるといわれています。
個人差もありますが、一般成人男子の総咬合力(噛む力)を測定したところ、90Kgf(重量キログラム)であったという研究報告もあります。
スポーツ選手は一般の人とくらべて噛む力が強く、とくに姿勢を安定させて集中力を高めることが大切なライフル射撃や、ボート競走の選手では、一般の人の3倍近くも咬合力があります。
口臭治療について
実は、ある程度の口臭は、誰にでもあるものです。実際にはほとんど口臭がなくても、必要以上に神経質になっているケースも見受けられます。
口臭にはいくつもの原因があります
原因が一つだけのことがあれば、いくつもの原因が関係している場合もあります。実際に口臭がない人は、ケア用品を使う必要もありませんし、人との会話に消極的になる必要もありません。
反対に、口臭がある人は、原因をきちんと取り除かないと、いつまでも治らないものです。当院でも口臭治療を行なっていますので、気になっている方はご相談ください。
口臭の原因とは?
口臭には、大きく次の4つの原因があります。
1.口の中の汚れによるもの
口の中の食べ物のカスが腐敗したにおい。歯垢(プラーク)・歯石のにおい。香りが強い食べ物、くさい食べ物のにおいなどが原因の口臭です。
2.口の中の病気によるもの
むし歯や歯周病、舌苔(ぜつたい)が原因の口臭です。
3.内臓の病気によるもの
呼吸系の疾患や、消化器系の疾患が原因の口臭です。
4.ドライマウスによるもの
口の中が乾燥していることが原因の口臭です。口呼吸や自律神経機能の低下、薬の影響、老化の影響、食べ物をかまない等の原因が考えられます。
身近な口臭対策
口臭対策の第一歩は、きちんとしたケアが大切です。
口臭の約60%は、舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌の表面についた白っぽい汚れから発生しています。舌苔は、口の中で剥がれ落ちた頬の粘膜や血液成分、食べかすからできています。舌苔が溜まりやすいのは、舌の中央奥のくぼんだ部分です。
当院では、この対策に舌ブラシの使用をお勧めしています。
口臭は治すことができます。それには、あなたの口臭の原因が何かを見極めた上で、適切な治療をすることです。気になっている方は、どうぞお気軽にご相談ください。
審美歯科について
審美歯科治療とは、歯の形や色などを美しく整える治療のことです。
以前は、むし歯の治療が歯科医院の主な役割と考えられていましたが、最近では「審美(しんび)歯科治療」という、見た目の美しさを目的とした歯科治療が行なわれるようになってきました。
【当院の審美歯科】とりあえずきれいになればいい、ではいけません!
審美歯科治療は、あくまでも「治療」ですから、歯の「噛む」という機能が最優先です。とりあえずきれいになればいい、という考え方ではなく、10年後も20年後も50年後も、きちんと噛める歯であることが一番大切なのです。
一時的な見た目の美しさだけを求めると、歯の機能を失わせるような治療を行なってしまわないとも限りません。そうなると、もはや「治療」ではありませんね。
歯ぐきの健康などが大切!
審美歯科治療では、歯の土台となる歯ぐきの健康が非常に大切ですし、健康な歯ぐきには本来の美しさがあるものです。むし歯にきれいな歯をかぶせて、見た目だけをきれいにしても、根本問題は解決しません。
歯の機能を回復した上で、見た目の美しさを追求します
ですから当院の審美歯科は、単に歯を白くきれいにする治療ではありません。歯や歯ぐきを健康にして、歯の機能を回復した上で、見た目の美しさを追求します。審美歯科治療の目的は、身も心もともに健康、その上で快適な生活を送っていただくことにあるのです。
当院の審美歯科メニュー
保険:プラスチック前装冠
費用:保険適応
●金銀パラジウム合金の表面に、硬質レジンというプラスチックを貼り付けたものです。
【長所】
保険が適用できるので、経済的な負担が少なくてすみます。
【短所】
見た目には白くできますが、プラスチックのためセラミックに比べて美しさに欠けます。2~3年経過するとプラスチックが水分を吸収するため色が黄ばみます。
プラスチックはやわらかく、歯磨きにより磨耗するため耐久性に欠けます。細菌がつきやすく不衛生になりがちで、歯周病になるリスクが高くなります。金属アレルギーの方は、アトピー性皮膚炎や肩こり・腰痛などを引き起こすことがあります。
自費:メタルセラミック
費用:70,000円~(税別)
●金属にセラミック(陶材)を焼き付けたものです。
【長所】
自然の歯の色に近いので、会話の最中に歯が見えるような場合でも、ほとんど気付かれることはありません。プラスチックと異なり水分を吸収しないので、いつまでも美しい白さを維持することができます。
プラスチックと異なり磨耗がなく、耐久性に優れます。高精度かつ汚れが付着しにくいため、歯周病や2次むし歯になるリスクが低くなります。
【短所】
ガラス質なので、極度に強い衝撃を与えると割れることがあります。
自費:メタルセラミック【フルベイク】
費用:90,000円~(税別)
●金属にセラミック(陶材)を焼き付けたものです。歯の裏側まで、白いセラミックを焼き付けています。
【長所】
自然の歯の色に近いので、会話の最中に歯が見えるような場合でも、ほとんど気付かれることはありません。プラスチックと異なり水分を吸収しないので、いつまでも美しい白さを維持することができます。
プラスチックと異なり磨耗がなく、耐久性に優れます。高精度かつ汚れが付着しにくいため、歯周病や2次むし歯になるリスクが低くなります。
【短所】
ガラス質なので、極度に強い衝撃を与えると割れることがあります。
かみ合わせの状態によっては、適さない場合があります。
自費:オールセラミック【ジルコニア セラミックス】
費用:110,000円~(税別)
●すべて光を透すセラミック材料(陶材)で出来ているので、天然の歯に近い透明感のある仕上がりになり、見た目の気になる前歯に適しています。また、金属類を使用しないので、金属アレルギーをおもちの方でも安心して使用できます。
【長所】
自然の歯の色に近いので、会話の最中に歯が見えるような場合でも、ほとんど気付かれることはありません。白いダイヤとよばれる最高の美しさです。
プラスチックと異なり水分を吸収しないので、いつまでも美しい白さを維持することができます。プラスチックと異なり磨耗がなく、耐久性に優れます。
高精度かつ汚れが付着しにくいため、歯周病や2次むし歯になるリスクが低くなります。
【短所】
ガラス質なので、極度に強い衝撃を与えると割れることがあります。かみ合わせの状態によっては、適さない場合があります。
むし歯治療
歯が痛むとき、詰め物やかぶせ物が取れてしまったときなど、歯のトラブルは気軽にご相談いただきたいと思います。当院では、痛くない、なるべく歯を抜かない治療を心がけています。
むし歯ができるしくみ
むし歯の原因は歯垢(プラーク)です!
食べ物を食べれば、残りかすが歯について残ります。歯垢(プラーク)は、そのかすの中にある糖分を細菌が分解して作りだされるものなのです。その歯垢(プラーク)が、今度は酸を作り出します。この酸が、歯を溶かすことでむし歯がうまれるのです。
歯垢(プラーク)は、食べ物の残りかすそのものではなく、口の中で増殖した細菌のかたまりです。口の中に住む細菌の種類は意外ととても多く、糊のように歯の表面に付着し、増殖を繰り返す厄介なものです。
また、飲食物を口にすると口の中が酸性になり、そのたびに歯のカルシウム分(Ca)やリン酸(P)が少しずつ抜けています。通常は、唾液の力でこの酸が中和され、抜け出したカルシウムとリン酸が再び歯の中にしみこんで修復されます。これが再石灰化と呼ばれる現象です。
再石灰化のスピードが追いつかず、むし歯へと進行してゆく
ところが、一日に何度も甘いものを食べたり飲んだりしていると、再石灰化のスピードが追いつかず、むし歯へと進行してゆくのです。
困ったことに、むし歯は怪我や風邪などとは違って自然に治ることがありません。おまけに、放っておくとどんどん進行してひどくなってしまいます。そのため、むし歯になってしまったところは削って、詰め物やかぶせ物を入れる治療をすることになるのです。
でも、なるべく自分の歯は削りたくはないですよね。もうできてしまったむし歯は治療するしかありませんが、これ以上むし歯が悪くならないように、そしてこれ以上むし歯が増えてしまわないように、お口の中の衛生管理をしっかりとおこないましょう。
むし歯の進み方
学校の歯科検診で、歯医者さんが歯を見ながら「C1」とか「C2」などと言っていたのを覚えていますね。
ご存知の方も多いと思いますが、あれはむし歯の進行具合のことなんです。ちなみに「C」は「カリエス:caries」の略で、英語で「むし歯」の意味です。
むし歯は、程度によって4段階に分けられています。それぞれの段階について説明しましょう。
●「C0」脱灰(だっかい)
自覚症状は全くありませんが、歯医者さんに行けば見つけてもらえます。この段階のむし歯の場合、歯を削らなくても大抵は歯磨きやフッ素を利用することで治すことができます。
●「C1」歯の表面(エナメル質)のむし歯
「C1」は、歯の表面をおおっているエナメル質が溶けている状態です。黒い着色や白い斑点がありますが、この段階でも自分で見つけるのは難しいです。痛みはあまり感じませんが、舌で触るとザラザラして、歯の表面が白くにごっています。
むし歯になっている歯の表面を削って詰めるだけの治療になるので、痛みもなく治療も難しくありません。
●「C2」歯の中(象牙質)のむし歯
-歯の中の象牙質まで進んでしまったむし歯
-噛むと痛かったり、冷たいものや甘いものが歯にしみる
-基本的にむし歯を削って詰めるだけ
-通院回数も少なくてすむ
●「C3」神経まで達したむし歯
-さらに奥の「歯髄(しずい)」と呼ばれる神経近くまで進んでしまったむし歯
-冷たいものよりも、熱いものがしみるようになる
-炎症を起こして神経が圧迫されるためズキズキと痛む
-神経を取る治療が必要なケースでは、通院回数も多くなる
●「C4」歯の根まで進行したむし歯
-歯の頭の部分がなくなってしまい、ボロボロの歯の根の部分だけが残っている状態
-神経はすでに死んでしまっているので、痛みを感じることはほとんどない
-歯の根元に膿がたまっていると、あごの骨に細菌が感染する場合も
-最悪のケースでは、歯を抜くことになる
それぞれの段階における治療方法は、むし歯の細かい進行状況と、治療する歯医者さんによって変わるものです。早い段階であれば、治療にかかる時間・お金・精神的な負担は軽くてすむはずです。だからこそ、定期健診をして歯の健康を維持することが大切です。
むし歯になる条件
むし歯になる原因をいろいろ挙げることは簡単です。ただ、むし歯というのは、そのうちの一つの原因でなるものではなく、いくつもの条件が重なってむし歯になることがほとんどなのです。
むし歯になりやすい人となりにくい人に分かれるのは、このためです。では、どのような条件があるのか、挙げてゆきましょう。
・唾液の分泌量
・唾液の酸を中和する能力
・フッ素を利用しているかどうか
・歯の質
・歯の形
・歯並び
・全身疾患があるかどうか(特に口腔内乾燥症、口呼吸、糖尿病)
・喫煙しているかどうか
・口の中の清掃状態
・歯垢の蓄積量
・食事の内容
・食事の回数
・口の中の細菌の数と量
ざっと、以上のようになります。
こうして、むし歯のなりやすさ・なりにくさに関係していると思われるものを挙げてみると、大まかに先天的な要素と後天的な要素に分けることができると思います。
先天的な要素にもともと恵まれている人はうらやましい限りですが、仮にそういった要素に恵まれていなくても、予防歯科でケアをすれば、むし歯を防ぐことができるはずです。悲観する必要はありません。
治療の流れ
当院では、患者さまと相談しながら治療計画を立てていきます。
お互いの信頼関係を築くためにも、良質な治療を行なうためにも、患者さまとお話しすることがとても重要だと考えています。
お話の内容としては、
・あなたの現在の状態
・その状態に基づいた治療についての説明
・治療の進み具合い
などです。そして同時に、ご質問や疑問に思われることがありましたら、それにお応えしてご説明を加えます。
医師からは次のような質問もいたします
●あなたの普段の食生活は?
●ご自分の歯に対して、どういうことを望んでいる?
●今まで経験した歯医者さんで、嫌と感じることはあった?
加えて、治療の回数や時間の希望、予算の希望など、患者さまが気になることはすべてお聞きしています。
とくに治療の方法については、当院には次のような考えがあるため、患者さまの納得が得られるまでお話しています。それは、
「患者さまが100人いれば、100通りの治療法がある」というものです。どんな治療があなたにとってベストか、一緒に考えて結論を導き出しましょう。
では、治療にいたるまでの流れをごらんください。
●治療中に苦しくなったら......
こんな時は治療中でも遠慮せず手を上げて合図してください!
1.激しく痛むとき
2.唾液が溜まって苦しくなったとき
3.口を開けていてつらくなったとき
4.その他、苦しくなったときはいつでも
1.検査あなたのお口の健康状態をくわしく調べます
症状の出ている部分はもちろん、お口の中全体を調べます。あわせて、レントゲン検査・歯ぐきの状態の検査などをおこないます。
2.治療計画立案
ドクターが、どのような治療が適切かを検討します。検査で得られた資料の分析結果から治療計画を決めていきます。
3.説明・相談
患者さまに現在のお口の状態を説明します。その上で、治療計画について相談します。皆さんに安心して治療を受けていただくため、治療に入る前に必ず治療に関する説明をおこないます。もっとも大切なことですから、充分に納得いただけるまで行われます。
4.治療スケジュール調整
来院時間について、患者さまの日常生活に差し支えない範囲での治療予約をしていただきます。多くの患者さまの大切な時間のことですから、予約優先制にしています。来院できなくなった場合は、前日までにお電話でお知らせください。
5.治療に入ります
治療に不安はつきものです。できるだけ苦痛のないよう、心がけて治療をおこなっています。
また、治療には色々な方法があります。歯科材料は日々進歩しており、まだ保険が適応されていないものもあります。ご紹介しますので、お気軽におたずねいただきたと思います。
6.定期検診のご案内
定期検診のご案内をお届けしています。
3ヶ月〜半年に1度は定期的に検査を受け、歯の健康状態を診せてください。お口の健康状態を保つためには、ご家庭でのケアはもちろんですが、定期的にお口の状態をチェックすることが大切です。
予防歯科とは?
目の前にある1本のむし歯を治療すること、もちろん大切なことですが、それ以上に大切なことがあります。それは、歯科医院嫌いの方やお子さんを一人でも減らすこと。そして、将来むし歯になるリスクを少しでも減らしていくことが当院の使命だと思っています。
「歯科治療は痛くないし、こわくない!」。そう思って歯の治療に取り組んでいただきたいし、治療したあとの予防を積極的に行なっていただきたいと思います。何よりも、むし歯に縁のない人生を送って欲しいと願っています。
予防歯科にチカラを入れる背景について
当院の院長(久田 和明)は、平成17年より刈谷市歯科医師会の事業で、事業所の地域保健の担当理事となってから、企業の歯科健診事業の推進に取り組んできました。この経験で院長が実感したのは、「お口の中の健康と全身の関係とは、深い結びつきがある」ことでした。
と同時に、お口のケアはアンチエイジングにも効用があると気がついたのです。
ある企業での特別な健診形態として、『歯の健康つくり教室』を平成19年よりおこないました。この事業では、愛知学院大学歯学部口腔衛生学教室の協力と企業の全面的な協力で、健診データの検証をおこなったのです。
その結果、驚くべきことが立証されたのです。それは、お口の健康が全身の状態(血圧、血糖値、メタボリックシンドローム、肥満、その他生活習慣)に深くかかわっていることだったのです。
「歯を守ることは、全身の健康を守ることの最初の一歩」だったのです。
このような経験から、当院では予防歯科によりいっそうの力を入れるようになったのです。
あなた担当のスタッフがいます。担当衛生士制について
当院では「1人の患者さまに1人の歯科衛生士」が専任で担当いたします。患者さまと充分なコミュニケーションを持ったり、長期間にわたってお口の健康を守るためには、やはり担当衛生士制であるべきでしょう。
お口の健康維持を見守るには、二人三脚で喜びを共有することが重要です。
歯科医院もお付き合いの積み重ねが重要です
お気に入りの美容院や床屋さんでは、あなたの好みのヘアスタイルやライフスタイルを熟知した、お決まりの美容師さんがいるはずです。歯科医院も同様で、お付き合いの積み重ねが重要です。
当院では、『マイ・ハイジニスト』といって、歯科衛生士が自分専用のユニットを持ち、歯科医から委託された受け持ち患者さまの口腔ケアにあたるのです。患者さまとの信頼関係を築くためには、もっとも良い方法でしょう。
メンテナンスではどんなことをするの?
歯の汚れをおとすクリーニング
3か月に1回程度のクリーニングが、予防歯科では重要です。
通院を負担に感じることもありません。むしろ、この程度の頻度でお口の健康が維持できるのですから、ぜひともおこなって欲しいと思います。痛くありませんし、終わったあとのお口のスッキリ感と爽快感をぜひ味わっていただきたいと思います。
クリーニングをおこなっていれば、次のような症状を未然に防ぐことができます。むしろ、どこかにトラブルを感じているのに放っておくと、治療期間が長くなったり、長くなれば経済負担も大きなものになってしまいます。
次のようなことになる前に、予防処置(メンテナンス)をおこないましょう。
●歯周病が進んで歯が抜けてしまう
●歯周病が原因で口臭がある
●歯周病は自覚症状がないので、いつの間にか進んでしまった
●むし歯になった
●自分の子供をむし歯にしてしまった
PMTC プロが行なう専門的な歯のお掃除
●むし歯のリスクの高い方
●歯肉炎を起こしている方
●歯周病の治療後順調に治っている方
こんな方にはPMTCをオススメいたします。
PMTCとは「歯科のプロである歯科医師や歯科衛生士が専門的な器具を使って行う歯のお掃除」のこと。
お口の中の「歯垢(プラーク)」は、時間が経つとネバネバしたしつこい膜を作り、歯にベッタリと張り付いたようになります。これは流し台の排水口などにつくヌメリと同じ性質のもので、バイオフィルムと呼ばれています。
これを取り除くには、こすって落とすのが最も効果的です。そこで大切なのが、毎日の歯磨きということになります。ところが、歯の形や並び方は複雑で、実際のところ歯ブラシでは届かない場所も多々あります。
だからこそ、歯を知り尽くしたプロによる大掃除が必要になるのです。
PMTCでは、歯面や歯間を徹底的に掃除して、新たな歯垢がつかないように歯面をツルツルにします。また、健康な歯ぐきの溝(歯周ポケット)の歯垢を取り除くこともできます。PMTCは、むし歯や歯周病の予防や歯肉炎の治療に効果を発揮するでしょう。
・PMTCのツルツルサッパリな爽快感!
PMTCで患者さまに喜ばれることが、もうひとつあります。それは、なんといってもその爽快感です。歯がツルツルになって口のなかがサッパリし、着色が取れ、自然な白さがよみがえるのです。
メンテナンスを続ければ、こんないいことがあります!
歯を失ってしまう原因のほとんどが歯周病なのです。歯の数がだんだん少なくなると、よく噛めなくなり、消化も悪くなります。その結果、お口の中だけでなく、身体に様々な影響がでることがわかっています。
日本は世界でも有数の長寿国。つまり、定年後も10年、20年と人生をエンジョイできるのが日本人です。でも、充分に人生をエンジョイするためには、若い時と同じように歯がしっかりとしていて、何でも食べられる状況が必要です。
そのためには、3ヶ月に1度程度のメンテナンスが、本当に重要なのです。歯周病は原因がはっきりしていますから、予防が可能なのです。
「噛み心地が違う!」自費の入れ歯にしてみませんか?
入れ歯にしてから、なんだかイライラするようになった。笑わなくなった。という話をよく耳にします。一方で、入れ歯を入れている方の悩みの多くは、
「入れ歯が痛い」
「外れやすい」
「ちゃんと噛めない」
というものです。このような状態では、確かにイライラもするでしょうし、笑顔も減ってしまいますよね。
入れ歯は「痛くて外れやすくてちゃんと噛めないのが当たり前」ではありません。きちんと原因を取り除いて、快適な生活を取り戻してほしいと願っています。
保険入れ歯と自費入れ歯の違い
良い入れ歯を作るのに保険も自費も、本来はないはずです。しかし現実的には、保険制度上の問題があって、保険の場合には使われる材料に制限があります。
歯科医院にとっての悩みのタネは、保険で総入れ歯にする場合、一所懸命やればやるほど赤字になることです。その上、保険での総入れ歯作りとなると、どうしても時間がかかるのも問題です。
その一方で、保険診療は日本全国どこでも同じやり方で安価に受けられる、大きなメリットがあります。その点では、とてもよいシステムだと思います。
ところが、診療を行う側からみると、決められた材料、決められたやり方以外のことは行えないなど、多くの制約があります。残念なことですが、これが保険診療と自費診療とに大きな差を生むのです。
しかも、保険診療と自費診療に最も大きな差をうむのが、実は入れ歯なのです。保険診療では、自身の口にあった歯を自由に選ぶことができないのです。
総入れ歯というのは、理想的なものを作ろうとすると、どうしても特殊な技術とそれに見合った時間が必要になってきます。保険の範囲内で理想的な入れ歯を作るところはありません。
ですから、ぜひ一度ご検討いただきたいのは、保険外での入れ歯を作ることです。ご自身のより良い生活のため、健康のためにお考えになってみてはいかがでしょうか。
保険適用の入れ歯 | 自費負担の入れ歯 | |
---|---|---|
人工歯の色や形の種類 | 少ない | 多い |
装着時の感覚 | 違和感がある場合がある | 違和感が少ない |
強度 | 少し劣る | 優れている |
噛みごこち | 食べにくいものがある | よりよく噛める |
入れ歯の基礎知識
・部分入れ歯
数本の歯が抜けてしまったとき、残っている歯に「クラスプ」という金属のバネを引っかけて、歯を補う方法が保険治療の部分入れ歯です。歯は、実は左右から揺さぶられる力に弱いものです。「クラスプ」は、バネを引っかけている歯にかかる負担が大きく、その歯も抜けやすくなってしまうことが難点です。そのため、総入れ歯になってしまうケースが多いです。
また、保険の部分入れ歯は、噛む能力が天然の歯の30%程度と言われ、食事を以前のように楽しめないとおっしゃる方も少なくありません。金属のバネ「クラスプ」は、かなり目立つので、その点を嫌がる方も多いのです。
その場合は、保険の部分入れ歯よりはしっかり噛める保険外(自費)の部分入れ歯や、クラスプの部分が目立たない保険外(自費)の部分入れ歯をおすすめします。
・総入れ歯
歯がとうとう一本もなくなってしまったら、総入れ歯を入れることになります。保険治療の場合は、プラスチック製の総入れ歯しかありませんが、保険外(自費)の総入れ歯にはいろいろなタイプがあります。
保険のプラスチック製の入れ歯は、違和感が強かったり、しゃべりにくい、食べにくい、外れやすいと言われています。噛む能力は天然の歯の20%くらいで、かたいものはほとんど食べられないケースがめだちます。
・見た目の美しさ
噛むという、歯本来の機能の他に、見た目の美しさにもこだわる患者さまが最近では増えてきました。しっかりと噛めて、見た目もきれいであれば、確かに心身ともに若い印象があります。
入れ歯が気になって笑えない。友達との旅行や食事に積極的になれない。いつも違和感があってつらい。そんな悩みをあなたも抱えているかもしれません。
保険の治療では限界がありますが、保険外(自費)の治療であれば、機能性が高く、見た目も自然できれいな入れ歯を作ることができます。
「痛くない・噛める・はずれにくい」コンフォート義歯とは?
コンフォートは、硬い入れ歯の裏面を生体用シリコンというクッションで覆う、全く新しい入れ歯の技術です。
生体用シリコンの持つ弾性が、入れ歯でグッと噛んだ時の歯ぐきにかかる負担をやわらげ、驚くほどの吸着力を発揮します。「痛い・噛めない・はずれやすい」といった、従来の入れ歯の悩みを解消するばかりか、あなたの歯ぐきをやさしく守ってくれます。
コンフォートが優れている点は、これだけではありません。
「好きなものをおいしく食べられる」
「スポーツが楽しめる」
「滑らかに話ができる」
加えて、しっかりと噛みしめることができるので、顔の筋肉が鍛えられ「表情が若返る」といった利点もあります。しっかりと噛みしめられると血行も良くなりますから、脳の活性化も期待できることから「ボケの防止につながる」とも言われています。
このコンフォート義歯の取り扱いをおこなう歯科医院は多くありません。当院は、愛知県刈谷市でも数少ない登録歯科医院です。
※コンフォート義歯は保険適用にはなりません。
コンフォートの3大メリット
(1)歯ぐきを守る!
コンフォートの装着感を一言で言えば、「歯ぐきの座布団」と言えるでしょう。コンフォートは硬い入れ歯と歯ぐきの間でクッションの役割を果たし、デリケートな歯ぐきをやさしく保護するからです。
硬い入れ歯では、歯ぐきのトラブルがつきものです。歯ぐきの血行障害などを起こすケースがあるからです。コンフォートなら、そのような心配もありません。
(2)痛みをやわらげる!
コンフォートは入れ歯の歯ぐきにあたる部分を生体用シリコンというクッション材で覆うため、歯ぐきにかかる圧力を軽くするため、噛んだ時の痛みを心配する必要はありません。
噛んだ時に痛みのある入れ歯では、食べる物を選ばなくてはなりませんでした。コンフォートなら硬い物でも、しっかり噛めるので、食欲もよみがえります。
(3)外れにくい!
生体用シリコンの適度な弾力は、吸盤のような密閉性を生み出します。抜群の吸着力を持っているのです。一般に、入れ歯はアゴの横の動きに弱点がありました。コンフォートの抜群の吸着力は、この横の動きに対してもとても強いのです。
この吸着力は、食事のときや話をするときにも効果を発揮します。また、入れ歯と歯ぐきの間に食べ物が詰まるということもありません。
コンフォートは、あなたが持っている入れ歯の概念を変えてくれるでしょう。
入れ歯のエキスパートが作ります。技工士さんについて
入れ歯は、歯科医と連携した技工士さんが作るものです。お口の中は、一人ひとり形も大きさも違うものです。その一人ひとりにピタリとフィットする義歯を作るのですから、まさに職人仕事といえます。
当院は、名古屋でもトップクラスの技術と言われている「岡崎義歯補綴」の加藤さんにお願いをしています。優れた技工士さんに作っていただくと、その後の修正がほとんどありません。当然ですが、患者さまが安定剤などを使う必要も生まれません。
腕の良い技工士さんは、もちろん原価も高いものになります。当然、当院の利益は薄いものになりますが、患者さまには良いものを使ってもらいたいので、今後も技工士さんを変更することなどありません。
これは、保険診療であろうと自由診療であろうと、変わることはありません。
京極歯科(当院)独自の入れ歯の型どり
良い入れ歯を作るための最大のポイントは、「型どり」にあります。入れ歯を精密に作るために、あなたの顎の状態を機能的にも正確に型どりするのです。
当院では、長年の試行錯誤の後、患者様の負担をなるべく少なくし、しかも正確に型どりする方法を採用しています。
「かみ合わせの状態・見栄え・発音状態・装着感・顎の状態」などを考慮
まず、現在ご使用の入れ歯の状態を「かみ合わせの状態・見栄え・発音状態・装着感・顎の状態」などから最善の状態に調整し、やわらかい粘膜調整剤を使用して準備します。
こうすることで、現在ご使用の入れ歯を使いながら、新しい入れ歯を作ることができるのです。新しい入れ歯ができるまで、現在ご使用の入れ歯が使えなくなるブランク期間の生まれない方法です。
最良の状態を再現した入れ歯を完成
また、型どりするまで、顎の状態を正しく粘膜調整し、かみ合わせから細部まで一番最良の状態の時点で型どりをするため、出来上がる新しい入れ歯は、その一番良い最良の状態を再現した入れ歯を完成させることができます。
型どりの当日は、午前最後の時間に来院していただき、その日の昼休みに入れ歯をお預かりします。その後、当院にて型どりしたら、その日の午後に入れ歯をお返ししていますので、どうぞご安心ください。
監修医院オリジナル入れ歯の型どりについて
http://www.ireba-aichi.com/extra/003/
総入れ歯の種類
保険入れ歯:プラスチック
費用:保険適応
保険では使用できる材料やデザインに制限がありますが、噛むという入れ歯の基本的な機能については変わりません。すべてプラスチックのため、分厚くなり快適さにかける場合があります。また、口の中で熱が伝わりにくくなるため、味が伝わりにくい、といったデメリットがあります。
自費:コバルトクローム合金+プラスチック
費用:18万円~(税別)
永く使用されてきた入れ歯用材料なので、信頼性も実績も高いものです。エコノミータイプは、金属床の基本的な良さを生かしたお求めやすい入れ歯です。人工歯の埋め込み部分には、一つずつ丹念に金メッキがほどこされます。プラスチック部分も自然な色に仕上がる点がメリットです。
薄く作ることができるため、プラスチック義歯と比べ異物感が少なく口の中も広く感じるでしょう。金属でできているため、強固でがっちりと安定した噛み心地が得られます。また、金属は熱さや冷たさを伝えやすいため、味も充分に伝わります。
自費:チタン合金+プラスチック
費用:30万円~(税別)
チタンは大変軽量な素材ですので、装着感の軽い入れ歯です。また、強固でがっちりと安定した噛み心地が得られます。チタンは、身体への親和性が高い素材のため、金属アレルギーも起こりにくいものになっています。
薄く作ることができるので、プラスチック義歯と比べ異物感が少なく口の中が広く感じられるでしょう。金属は熱さや冷たさを伝えやすいため、味がわかりやすくなります。チタンは体内に埋め込むことができるほど、安全性の高い金属です。口の中で、金属味を感じることもありません。
自費:磁性アタッチメント(維持装置)
費用:追加料金(税別)
磁性アタッチメントとは、お選びいただいた入れ歯に、磁石を取り付けることで安定性を高める装置です。神経を除去した歯根が残っている方など、限られたお口の状態の方のためのものになります。
補助的に磁石でしっかり固定するため、入れ歯の安定性が非常に高いものとなります。磁石ですから、取り外しも容易です。
自費:オプションーコンフォート加工(生体シリコン加工)
費用:11.8万円加算(税別)
コンフォートは、入れ歯の裏側に白いゴム(生体用シリコーン)を貼り付けて、クッションの役割をもたせる加工技術です。歯ぐきにかかる圧力を軽くして、噛んだときの痛みを和らげます。
コンフォートは、入れ歯と歯ぐきの間でクッションとなるので、しっかりと噛むことができるのです。コンフォートは、今お使いの入れ歯にも加工が可能です。
部分入れ歯の種類
保険入れ歯:プラスチック
費用:保険適応
保険では使用できる材料やデザインに制限があります。基本的にすべてプラスチックのため分厚いものになります。そのため、快適さが損なわれたり、口の中で熱が伝わりにくくなりますが、噛むという入れ歯の基本的な機能については変わりません。
固定するための金属のバネ(クラスプ)がめだつことがあります。バネが緩みやすく、さらに設計上も保健の制約があるため、安定させることが難しい事があります。その結果、残っている健康な歯にかかる負担が大きい場合があります。
自費:精密義歯(白金加金クラスプ使用)
費用:15万円から25万円(税抜)※バネの数による
バネの材料が優れているため、ご自分の歯にやさしく、ねばり強く入れ歯を固定してくれます。バネの設計上の制限がないため、ご自分にフィットした入れ歯の設計が可能です。コバルトクロム・チタン義歯(金属床)に比べて少し安価です。
歯のない顎の状態が変化した場合でも修理が可能な点は大きなメリットです。
自費:コバルトクローム合金+プラスチック
費用:18万円(税抜)より+バネの金額
永く入れ歯用材料として使用されてきたので、信頼性も実績も高い材料です。超硬質の材料を使うことで丈夫さや薄さを限りなく追求したことで、自然に近い装着感や快適感が得られます。
金属ですので、強固でがっちりと安定した噛み心地が得られます。プラスチック義歯よりも薄く作ることができますから、違和感もさらに少なくなります。また、プラスチック義歯よりもバネが小さいため、目立ちにくい点もメリットです。
自費:純チタン・チタン合金+プラスチック
費用:30万円(税抜)より+バネの金額
チタンは体内に埋め込むことができるほど安全性の高い金属です。そのため、口の中で金属味がすることはありません。強固でがっちりと安定した噛み心地が得られます。
プラスチック義歯のような厚みがないこと、バネが小さいことから、違和感もなく、目立つこともありません。チタンは大変軽量な素材です。装着感は、とても軽いものです。
自費:磁性アタッチメント(維持装置)
費用:16万円(税抜)より
お選びいただいた入れ歯に、磁石を取り付けることで安定性を高める装置です。神経を除去した歯根が残っている方など、限られたお口の状態の方のためのものになります。補助的に磁石でしっかり固定するため、入れ歯の安定性が非常に高くなります。磁石のため取り外しも容易です。
自費:コンフォート加工(生体シリコーン材料)
費用:11.8万円(税抜)加算
コンフォートは、入れ歯の裏側に白いゴム(生体用シリコン)を貼り付けて、クッションの役割をもたせる加工技術です。歯ぐきにかかる圧力を軽くして、噛んだときの痛みを和らげます。
しっかりと噛める点が大きなメリットです。白いゴムが吸盤のような働きをするので、はずれにくいのも大きな特長でしょう。コンフォートは今お使いの入れ歯にも加工が可能です。
「子どもを歯医者に連れていきたい」そんなご両親の味方です
院長は、小学校の校医を務めた経験を持っています。そのため、小児歯科に関しては熟知していますし、お子さんへの対応も経験豊富です。
また、スタッフはみんな子ども好きです。子どもが来院すると話かけたり、遊びながら治療をすることもあります。どうぞ、安心してお子さんをお連れいただきたいと思います。
※この写真は、2013年6月2日(日)に行われました刈谷市歯科医師会と刈谷市との歯の衛生週間にむけての一大イベント『ムシ歯予防フェスティバル』が開催された際のものです。集まってくれたのは、東中学校区、南中学校区、富士松中学校区、雁が首中学校区、依佐美中学校区、朝日中学校区の皆さん。このように当院では、積極的に地域医療に携わっています。
平成26年6月1日(日)
ウィングアリーナ刈谷ーメインアリーナにて、刈谷市歯科医師会主催の【歯とお口の健康フェスティバル】が開催され、1歳児のフッ素塗布、3歳児の歯とお口の元気度チェックとフッ素塗布を約1000人の児童にいたしました。
【当院の小児歯科】子どもにちゃんと理解をしてもらってから治療
大人と同じ治療では、子どもにとって心理的な負担は大きなものになります。だからこそ、「痛くない」治療があるのです。
当院では、3歳を過ぎれば泣く子はほとんどいませんし、当然のことですが押さえつけたり大声で叱ったりしながらの治療も一切いたしません。
「なぜこの治療をするのか」
「どういう治療をするのか」
この2点をお子さんに理解してもらい、治療は痛くない、恐くないと分かってもらえれば、大人と同じむし歯治療はできるのです。
むしろお父さんお母さんが、
「子供がちゃんと理解できるかしら」
「どうせ説明しても分からないから...」
と思っていることの方が多いように思えます。
お子さんでも3歳を過ぎると、子どもの目線でしっかりと説明すれば、子供なりにきちんと理解するものです。
【当院の小児歯科】歯を守るための3つのポイント
当院の小児歯科では、次の3つのポイントを重点的に診療しています。
1. まず、徹底的に予防をするのが前提です
2. むし歯になってしまったら、小さいうちに適切に治療します
3. むし歯になりにくくするため、歯並びやかみ合わせの治療もします
小児のむし歯予防で鍵をにぎっているのは、実はお父さんとお母さんです。乳児から幼児の時期に、むし歯の原因菌が家族から赤ちゃんに感染してしまうことがあるからです。感染してしまうと、その原因菌は子どもの口の中に生涯にわたって住みついてしまいます。
つまり、乳児から幼児の間に原因菌を増やすことなく過ごすことができて、さらにきちんと歯みがきができるようになれば、むし歯になりにくいお口の状態のまま成長できるということです。
「乳歯は永久歯に生まれ変わるから、むし歯になっても大丈夫!」
もしそうお考えなら、それは大間違いですよ!
乳歯のむし歯を放っておくとどうなる?!
乳歯だから大丈夫だろうと、お子さんのむし歯をまったく気にしなかったり、そのまま放置するのは、絶対に避けましょう。1本1本の乳歯の下には永久歯もうちゃんと存在しているんです。
乳歯をむし歯にしてしまうとどうなるのか
もし、乳歯が大きく崩壊したり、自然に永久歯に生え変わる時期よりも早く抜けてしまったら。隣の歯が倒れて(寄って)きて、永久歯の生えるスペースを奪ってしまうことがあるんです。こうなると、永久歯が生えてこなかったり、あるいは変な位置に生えてきます。結果として、歯並びが悪くなり、むし歯になりやすい状態が生まれます。
乳歯が大きなむし歯になると、その下の永久歯の質が弱くなって、一生むし歯で苦労することにもなります。
お子さん自身は、むし歯の恐さやその苦労を知りません。大切なお子さんにむし歯の苦労をおわせないよう、お父さんやお母さんが、ぜひお子さんの歯を守ってあげて欲しいのです。
小児歯科の治療方法
できるだけむし歯にならないように、むし歯の苦労を子供たちにさせないように、当院では徹底した予防治療を心がけています。仮にむし歯になってしまった場合には、大人と同じような治療を行なわなければなりません。
大人と同じ治療では、子どもにとって心理的な負担は大きなものになります。だからこそ、「痛くない」治療があるのです。
当院では、3歳を過ぎれば泣く子はほとんどいませんし、当然のことですが押さえつけたり大声で叱ったりしながらの治療も一切いたしません。
「なぜこの治療をするのか」
「どういう治療をするのか」
この2点をお子さんに理解してもらい、治療は痛くない、恐くないと分かってもらえれば、大人と同じむし歯治療はできるのです。
むしろお父さんお母さんが、
「子供がちゃんと理解できるかしら」
「どうせ説明しても分からないから...」
と思っていることの方が多いように思えます。
お子さんでも3歳を過ぎると、子どもの目線でしっかりと説明すれば、子供なりにきちんと理解するものです。
※参考
院長:久田 和明 は『にっぽん子育て応援団』に参加、サポーター宣言をしています。
http://nippon-kosodate.jp/
お子さんのためのフッ素
定期検診や歯のクリーニングをして、自分でもきちんと歯みがきをした上で、さらにむし歯のリスクを減らすために利用するもの。それがフッ素なのです。
フッ素は、歯に塗ることで歯の質を強くし、むし歯になりにくくする薬です。歯科医院で行なうフッ素塗布のほか、自宅で使えるフッ素入り歯磨きやうがい薬もあります。
フッ素の利用で気をつけていただきたいのは、フッ素を塗った後の30分間、食べたり飲んだりしないこと。うがい薬も、30分間はがまんしましょう。そして、口の中に出てきた唾液は、吐きだすようにしてください。
フッ素は、むし歯になりやすい生えてきたばかりの歯や、歯ぐきが下がって出てきてしまった歯の根の面に塗ると高い効果を発揮してくれます。
しかしながら、むし歯予防の基本は、やはり「生活習慣」にあります。フッ素も、数あるむし歯予防の一つと考えましょう。大切なことは、毎日の正しい歯みがきと歯科医院での定期検診、そしてクリーニング。このことを忘れないでください。
お子さんのためのシーラント
「シーラント」とは、お子さんがむし歯になってしまう前に、むし歯になりやすい奥歯の溝をプラスチックで埋める治療方法です。シーラントは、少しずつフッ素を放出する性質があるので、歯を強くするだけでなく、除菌の効果も持っています。なぜ、このような治療方法があるかをお教えしましょう。
お子さんにとって、むし歯になりやすい時期があるのをご存知ですか。それは、乳歯の奥歯が生えてくる3歳ごろ、そして永久歯の奥歯が生えてくる6歳ごろなんです。
子どもの歯はむし歯になりやすい
自分のお子さんのお口は健康ですか?むし歯ゼロですか?
お子さんの大切な歯を守るために必要なことはなんでしょう。それは、毎日の食生活とブラッシング、そして定期的な健診。これにつきるのではないでしょうか。
むし歯のない、カリエスフリーを目指しませんか。カリエスフリーとは、むし歯の経験がまったくない状態のこと。現在のむし歯も治療した過去のむし歯もない状態を言います。
歯科医療の先進国と言われるスウェーデンでは、19歳時の国民の60%がカリエスフリーです。これに比べ日本では、20歳時のカリエスフリーはたったの4%。ちょっと情けない状態ですね。
お子さんのお口の健康のために、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、家族みんなで、ぜひとも『むし歯ゼロ宣言』をして欲しいと思っています。
困ったことに、子どもの歯は大人の歯に比べてずっと溝が深いので、むし歯菌が入り込みやすいのです。その上、溝が狭くて形も複雑なので、歯みがきをしても歯ブラシの毛先が溝の奥まで届きません。つまり、子どもの歯は非常にむし歯になりやすいと言えるのです。
そこで、乳歯の奥歯が生えてきたときと、永久歯の奥歯が生えてきたとき、シーラントをおこなうわけです。
ただし、シーラントをしたから「もう安心」とは思わないでください。シーラントは、欠けてしまうことがあるからです。欠けてしまうと、シーラントをしていないときよりもむし歯菌が入り込んで、むしろむし歯になりやすくなってしまいます。シーラントをおこなったときは、必ず定期検診を受けましょう。
お子さんの『むし歯ゼロ宣言』
自分のお子さんのお口は健康ですか?むし歯ゼロですか?
お子さんの大切な歯を守るために必要なことはなんでしょう。それは、毎日の食生活とブラッシング、そして定期的な健診。これにつきるのではないでしょうか。
むし歯のない、カリエスフリーを目指しませんか。カリエスフリーとは、むし歯の経験がまったくない状態のこと。現在のむし歯も治療した過去のむし歯もない状態を言います。
歯科医療の先進国と言われるスウェーデンでは、19歳時の国民の60%がカリエスフリーです。これに比べ日本では、20歳時のカリエスフリーはたったの4%。ちょっと情けない状態ですね。
お子さんのお口の健康のために、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、家族みんなで、ぜひとも『むし歯ゼロ宣言』をして欲しいと思っています。
むし歯のできる原因
むし歯は、むし歯菌と呼ばれる細菌によって引き起こされます。むし歯菌は、食べ物のカスが歯についてできる「歯垢(プラーク)」のなかの住んでいて砂糖が大好物です。大好きな砂糖をたべたむし歯菌は、体のなかで砂糖を分解して乳酸に変えるのですが、この乳酸こそが大敵です。この乳酸が、歯の表面のエナメル質を溶かしてむし歯をつくるからです。
ただ、皆さんもなんとなく感じていると思うのですが、むし歯になりやすい方とそうでない方がいると思いませんか。それは、次のむし歯を生む条件があるからです。
むし歯になりやすい4つの条件
その条件とは、
●1.むし歯菌
●2.歯の質
●3.砂糖
●4.時間
の4つになります。
それぞれに対応策があるので、ぜひお読みください。
(1)むし歯菌の対応策
●「歯垢(プラーク)」を取り除こう
爪の先で歯の根元をこすると、白いネトネトしたものがとれます。これが「歯垢(プラーク)」と呼ばれるものです。「歯垢(プラーク)」は、実はもはや食べかすではなく、細菌のかたまりなんです。諸悪の根源であり、これが出す毒素が歯、歯肉の病気を作ります。
しかし、「歯垢(プラーク)」はきちっとした歯磨きで落とすことができます。歯磨きで「歯垢(プラーク)」を落とすことをプラークコントロールと言います。
歯垢を落とすことが、なぜ大切なのか。それは、次の5つの悪さを働くからです。
1.むし歯菌の原因となる
2.歯肉炎、歯周病の原因となる
3.歯石が形成される
4.口臭の原因となる
5.歯の外観が損傷される
そこで重要になるのが、むし歯菌の数を減らす歯磨きの方法になります。
当院では、予防歯科の一貫で「歯磨き指導」をおこなっていますので、ぜひ利用していただきたいと思います。ここでは、歯磨きを行うときに気をつけるべきポイントを簡単にご紹介しておきます。
1.磨き残しのないように磨く歯の順番をきめておく
2.磨き終わったら必ずちゃんと磨けているか確認する
3.磨きにくいところは歯ブラシの当て方や器具の種類を変えてみる
4.どうしても磨ききれないときには定期的に歯科を受診してクリーニングしてもらう
2)歯の質への対応策
●フッ素で歯の質の強化を
フッ素は、次の点でむし歯予防に効果があります。
1.歯の中に取り込まれ、より酸に抵抗力のある歯となってむし歯になりにくくする
2.細菌が酸を作るのを抑制する
3.抗菌作用がある(口に中の細菌を減らす)
4.再石灰化の促進作用(溶け始めた初期むし歯を再び硬くする)
フッ素は乳歯、生え始めの永久歯に多く取り込まれ、3~6ヶ月ごとに塗ると効果的です。
フッ素を塗った後は30分程、飲んだり、食べたり、うがいをしないでください。
口の中に長くフッ素があるほうが効果的です。フッ素は大量に飲み込むと中毒を起こすことがありますが。フッ素塗布後の唾液は、飲み込んでも大丈夫です。
(3)砂糖への対応策
●どんなおやつがむし歯をつくりやすいか
砂糖は、食べ物の中に含まれるものですから、避けるわけには行きません。ただ、どのくらいの量の砂糖が使われているかを知っておくのは大切なことです。なかでも、どんな食べ物がむし歯になりやすいか、チェックして気をつけるようにしましょう。
●砂糖にかわる甘味料
砂糖にかわる甘味料でむし歯になりにくいものがあります。それは、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、ステビオサイトなど。砂糖をとりすぎないように、このような甘味料を使うことも大切です。
(4)時間に対しての対応策
●おやつの食べ方
むし歯になりやすい食べ物が、長い時間お口に入っていれば、それだけむし歯へのリスクは高まります。お菓子類を食べるにしても、むし歯へのリスクを低くできる食べ方があります。
1.だらだら食べない(テレビをみながら等)
2.袋ごと・箱ごと食べずに皿に小別けにして食べる
3.組み合わせを考える(甘いものを食べたときには、牛乳とかお茶を飲む。ジュースを飲んだ場合には、砂糖の少ない物を食べる)。
4.おやつの時間を決める。
通常のお口の中のpH(ペーハー)は7です。歯が溶け始めるといわれる、お口のpH(ペーハー)は5.5以下。大切なのは、甘いものを飲んだり、食べたりした後は、お茶を飲んだりうがいをすること。甘いものをお口の中にとどめないで、通常pH値の7に戻すことです。
おやつで気をつけるべきは、時間と回数と種類だとおわかりでしょうか。そして、なによりも朝・昼・晩の食事をきちんととって、間食はなるべくしないことです。
患者さまが納得してから治療を行います
私自身の経験談になりますが、内科の病院へ行ったときのこと、自分の希望をうまく医師に伝えられなかったことがありました。
しかも、疑問に思うことがあっても質問しにくかったり、自分の症状すら上手に伝えることができませんでした。
現在の医療は高度に専門化していますから、歯科医だからといって、専門分野が違えば皆さんと同じ素人なのです。
歯科医院へ行くときの患者さまは、このときの自分と同じ気持ちを持つ!
そのときにハッと気がついたのです。きっと、歯科医院へ行くときの患者さまは、このときの自分と同じ気持ちを持つに違いないと。
もし、来院された患者さまが、私が経験したように心の中で思っていることをうまく伝えられていないのだとしたら。もしそうなら、本当の意味で正しい治療を提供できていないことになります。正しい治療を提供できていないとしたら、それは患者さまにとって不幸なことですし、良くなってほしいと願う医師の希望も届かないことになります。
多くの患者さまにとって気にかかること
そこで当院では、患者さまが気がねなく相談したり話ができるように、時間をかけたカウンセリングをおこなっています。
多くの患者さまが気にかかることといえば、次のようなことになるでしょうか。
●現在のお口の中の状態
●治療に対する不安
●治療に対する疑問
●治療期間と費用
●通院の回数
以上のことだけでなく、歯に関すること、治療に関することでしたらなんでも気軽にお話しいただきたいと思っています。歯科医本位の治療を押し付けることだけは避けたいからです。
患者さまからのお話をお聞きした上で、充分な医学情報を提供させていただきます。加えて、歯科医としての経験や体験を通じて得た見識もお伝えします。最終的な判断は、患者さまご自身が決めることになりますが、充分な判断ができるように徹底的にサポートさせていただきます。
なお、患者さまからよく聞かれる質問をまとめたQ&Aのページを用意しています。こちらも、ぜひご参考にしてください。
良い歯医者さんとはなんでしょうか?
みなさんにとって「良い歯科医院」とは、どんな病院ですか?
●痛くない治療
●やさしい対応
●最新の医療設備
●家から近い
歯科医院に求めたいことは、人それぞれかも知れません。もちろん、上にあげた点も大切なことですね。しかし、私たちが考える本当の意味での「良い歯科医院」は、上にあげた点だけでは不充分だと思っているのです。
当院が目指しているのは、
「すべての患者さまが、一生自分の歯でおいしく食事できるように、できる限りのサポートをすること」
です。
医療設備も医療技術も、患者さまの健康維持をサポートするためにあります。「痛くない」治療は、目的ではなくて、サポートするための技術の一つです。
では、歯科医院はいったい患者さまのなにをサポートするのでしょうか。
生きる喜びを支えるのは「歯」
どなたにとっても「食べる」ことは、生命維持のための根源です。と同時に、とても大切な生きる楽しみの一つでもあります。もし、固いものが食べられなくなってしまったら。もし、味がしなくなってしまったら。きっと、生きる喜びを一つ失った気分になることでしょう。これほど悲しいことはないと思います。
大げさな表現と思われるかも知れませんが、「食べる」ことはより良い人生を送ることでもあります。その「食べる」ことを支えているのは「歯」以外のなにものでもありません。その意味では、「歯」が皆さんの人生を支えていると言っても、決して過言ではないでしょう。
歯科医が、サポートするのは皆さんのお口の健康維持です。言い替えれば、それは「生きる喜び」を失わないためのサポートでもあります。そして、これは私たちドクターとスタッフ全員にとって、大切な仕事のやりがいでもあるのです。
歯を守るためには
歯科医がおこなうのは、歯を守るための"サポート"と言いました。それには理由があって、どうしても歯科医院だけの力では限界があるからです。一生を通じて歯を守っていくためには、皆さんが少しでもご自身の歯に関心をもって、治療の方法や日ごろのケアにも気をくばってもらう必要があるのです。
ご自身の歯について興味をもっていただけるよう、現在どのような状態か、将来どこにどんな不安があるのか、ていねいにご説明しているのは、そのような理由からです。
さらに治療に関しては、
●再発リスク
●耐久性
●身体への影響
●美しさ
など、考慮すべき点がいくつかあり、一般にはあまり知られていないような、さまざまな選択肢があります。
ですから、もてる選択肢をできる限りわかりやすく説明させていただかなけれなりません。お口の将来や費用面なども考慮して、複数のご提案をさせていただきます。
説明は何度でもいたしますので、じっくり考えていただき、充分に納得いただいた上で治療方法を選んでください。
当院からのお願い
私たちの医院は多少説明が多いかもしれませんが、それは以上のような理由からです。
「とりあえず今痛いところを治してそれで終わり」
「また悪くなったら通院」
これを繰り返していると、一生自分の歯でおいしく食事することが、どうしても難しくなってしまいます。実際、いらっしゃるたびに悪化するお口を見ると、私たちもとても辛くなります。
私たちが目指すのは
「通院するすべての患者さまが、一生自分の歯でおいしく食事できること」
です。
痛みがない、削らない。患者さまにやさしい治療を目指しています
「歯科医院」は"痛くてこわい"ところ
そんなイメージをお持ちではないですか。少なくとも、「なるべくなら長くいたくない場所」と思っている方は多いと思います。
誰だって、痛い思いをしたところには二度と行きたくありません。歯に何らかのトラブルを感じて、歯医者さんへ行かなくちゃと思っても、どうも積極的になれない。そんな方も多いはずです。
ご安心いただきたいのは、現在の歯科医療技術はかなり進歩していることです。なかでも「痛くない治療」ができるようになったことは、最大の進歩といえるでしょう。これを「無痛治療」と呼んでいます。
「歯科治療は痛い」のイメージは、いまや過去のもの
「歯科治療は痛い」というイメージは過去のものと言って良いでしょう。
「痛くない」治療を実現する技術の代表が「麻酔」です。ところが困ったことに、この麻酔をおこなう際に〝痛み〟が生じるのです。はぐきに注射針を刺して、麻酔液を注入する際に生まれる痛みのことです。
肌に感じる感覚と比較して、お口の中はとてもナイーブです。一般に、歯ぐきはチクッと刺す痛みは感じにくい場所ですが、注射針を刺せばやはり痛みは感じます。また、麻酔液を注入する際にも痛みは生まれます。
そこで、考えられたのが「2段階麻酔」です。当院の「痛くない麻酔」は、次のようにおこなわれます。
1.表面麻酔を使う
まず、麻酔を打つ部分に麻酔薬を塗ります。これを「表面麻酔」と呼んでいますが、ただ塗るだけですから痛みはありません。「表面麻酔」は、麻酔の針をさすときに生まれる痛みを緩和させます。「表面麻酔」をおこなうと、針をさしても「痛い」という感覚はほとんどないと言えます。
2.麻酔液を人肌に温める
注射によって麻酔液を注入する際、麻酔液が体温より温かすぎたり冷たすぎたりすると、体はそれを敏感に感じます。実は、これが痛みにつながるのです。そこで、麻酔液を体温に近い人肌の温度に温めてから注射することで、痛みは大きく緩和されます。
3.細い注射針を使う
太い針よりも、細い針のほうが痛みは小さくなります。当院では、麻酔が痛くないように非常に細い注射針を使用しています。
4.ゆっくり麻酔液を入れる
急いで麻酔液を注入すると、痛みにつながります。また、注入の速度にバラつきがあると、これも痛みにつながります。当院では、コンピュータによる自動制御でゆっくり、かつ均一な速度で注射しますので、ここでも痛みは大きく軽減されます。
5.麻酔が効くまで待つ
麻酔を行なってからすぐに治療を始めてしまうと、麻酔がきちんと効いていなくて痛みを感じてしまうことがあります。一度でも痛いと感じてしまうと、人は誰でも痛みに敏感になるものです。それでは、患者さまにとっても治療がつらくなってしまうので、麻酔が効いたことを確認してから治療に入ります。
痛みの感じ方も、その表現の仕方も人によって様々です。無痛治療には、いくつかの方法がありますから、患者さまや治療内容ごとに「痛くない治療」を使い分けています。
予防歯科の大切さ
むし歯の痛みが強い場合、炎症がはげしい場合は、一般に麻酔が効きにくくなります。「無痛治療」とは言っても、やはりケースによっては限界があるのです。
歯が痛くなってからでは、その痛みを取り除くための治療そのものが苦痛になってしまうわけですね。ここにも「予防歯科」の大切さがあります。歯が痛くなる前に予防をしていれば、歯科医院で痛い思いをすることはまずありません。歯が痛くなる前に歯科医院で定期検診を受けて、快適な生活を送っていただきたいと思っています。
できるだけ歯を残すためには予防が重要
これまでの歯科医療では、歯の治療といえば
●歯を削って詰める、かぶせる
●歯を抜いて入れ歯を作る
のが仕事だと思われてきました。
実はこれ、まったく身体に良いことではありませんでした。
ちょっとビックリさせたかも知れませんが、昔の治療はそれほど未熟だったと言わざるを得ません。言い替えれば、現在の治療技術の進歩はめざましいものがあるとも言えます。
過去の治療では
お恥ずかしい話ですが、私も若いころは削る治療をしていました。歯が抜けてしまった場合、両隣りの歯を削って土台を作り、橋渡しをするように人工の歯を入れて抜けた部分を補う治療である「ブリッジ」もできるだけやってきました。
もちろん、当時はよかれと思って行っていた治療法でしたし、当時の日本の歯科医療ではとてもポピュラーな治療法でもありました。
ところが、日々の診療を重ねる経験から、自分の歯がどれだけ大切かを実感してきました。一方で、治療技術の進歩もあって、いまでは出来るだけ削らない治療を心がけるようにしています。
当院では、患者さまのお口の健康を守りたいと思っていますので、できるだけ歯を残す方向で治療にあたります。そして、それが本来の歯科医療のあり方だとも考えています。
健康はお口の中から
なぜなら、天然の自分の歯に勝るものはないからです。お口のなかが不健康な状態ですと、全身の健康にも良い影響はありません。そのことを一番よく知っているのは歯科医です。だからこそ、病気にならない生き方=「予防」を実践していかなくてはいけません。あなたは、次のことが気になっていませんか。
●歯が黄ばむ、黒ずむ
●歯ぐきが黒ずむ
●口臭が気になる
●金属アレルギーが気になる
このような点が気になる方は、ぜひ当院にご相談ください。最新の治療、最高の技術でお迎えいたします。
歯周病やむし歯になって歯を失い、ひいては体全体の健康を損なうことがないように、予防という考え方をライフスタイルにぜひ取り入れて欲しいと思っています。
祖父の代から、この地で約90年
当院の開設は大正14年。院長の私、久田和明(ひさだかずあき)は3代目になります。かれこれ90年前から刈谷市の皆さんのお口の健康を守ってきたことになります。手前味噌で恐縮ですが、刈谷市を代表する伝統ある歯科医院の一つと言われてきました。
私の父親、つまり二代目の院長は、休みをとらない人でした。文字通り馬車馬のごとく歯科医療に従事している姿を見ながら育ったのが私です。子供時代は、仕事ばかりの父親ですから、寂しい思いもありました(笑)。
いま振り返ると、誰に言われるでもなく自分から歯科医師になりたいと自然に思ったのは、そんな父のまっすぐな姿を見ていたからでしょう。
祖父、そして父が長きに渡ってつちかってきた、地元の皆さんからの信頼。医療に従事する者として、これを今後も守り続けて行かなければとあらためて思っています。
●京極歯科では、刈谷市歯科医師会の企業健診(豊田自動織機(株))や、刈谷市健康課の「ムシ検フェスティバル」などにも積極的に参加。地元のデンタルIQ向上にも努めております。また、刈谷市立衣浦小学校の校医なども歴任しております。
開設当時の京極歯科(正木町)の懐かしい写真は こちら から
30年来通っている患者さまも
歴史ある歯科医院ですから、30年以上にわたって通院いただいている患者さまも少なくありません。お孫さんに付き添われて来院される、100歳近くのおばあさんもいらっしゃいます。
長い期間に渡ってお付き合いくださっている患者さまを誇りに思いますが、当院の歴史話を続けたいわけではありません。
長い期間に渡って患者さまを診ることは、過去に行った自分の治療が、「良かったのか?」「悪かったのか?」が判断できるということなんです。言い替えると「振り返り」ができるということです。
歴史ある医院が持っている強みとは?
医者と言えども人間ですから、100%のパーフェクトはありません。でも、100%のパーフェクトに近づくことはできます。たとえば、入れ歯治療などで、本当に長持ちする治療はどういった治療か。長期間にわたっての患者さまとのお付き合いがなければ、本当の判断はできません。
歴史がある。長く通ってくださる患者さまが多い。このことは、経験値の積み重ねを意味します。これは当院の大きな特長の一つであり、強みでもあると思っています。
患者さまとは一生のお付き合いをしたい
当院のテーマとしてお伝えしたいのは、患者さまとは一生のお付き合いをしたいと思っていることです。一生のお付き合いとは、大仰な言い方に聞こえるかもしれません。
しかし、歯科治療でもっとも大切なことは、治療したところがさらに悪化しないよう健康を「維持」することなんです。つまり、「治療が終われば、それで終了ではないよ」ということ。
治療の終了は、お口の健康維持の始まり
治療が終わったなら、それで解決でしょ。多くの方が、そう思っています。ところが、治療が終わったそこからが、実はお口の健康維持の始まりなんですね。
せっかく時間をかけて治療した同じところを悪化させてしまう、そんなケースが実に多いのです。それでは、治療の意味がありません。
悪化させない。お口の健康をずっと維持する。これが当院の大きなテーマの一つ「予防歯科」です。
そして、もう一つ大きなテーマがあります。それは、歯を失ってしまうケースです。
こだわりの入れ歯とは
かけがえのないご自身の歯ですから、削ったり抜歯したりは、なるべく避けたい。しかし、ほかの歯に悪影響を与えるほど悪化してしまった場合は、残念ですがやむを得ず抜歯ということになります。
そうしたケースでは、当院の「こだわりの入れ歯」を作ってさしあげること。つまり、
●自分の歯と変わらない使用感
●自然な見た目
●しっかりと噛める
こうした条件を満たす入れ歯、それが「こだわりの入れ歯」です。
かりに、総入れ歯になったとしても、しっかりと噛める。それが保証できるものを提供すること。これも大きなテーマの一つです。
2012年6月29日 « トップへ » 2013年5月22日