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歯科材料のエキスパート
大学院時代は、歯科理工学を専攻しました。これは、歯科に関わる材料を研究する分野です。なぜこの分野だったのか言うと、歯科医療は材料が大きく結果を左右するということに気づいたからです。
歯科理工の道に進んで良かったのは、材料の良し悪しを判断できるようになったことです。患者さまにもっとも適した材料を選び取ることができるのも、歯科理工学を専攻したおかげです。特に入れ歯は、金属のことをよく知っていないと判断できません。
当時の知識と経験は、現在の入れ歯作りにとても役立っているように思います。いまでは、材料に対する判断能力は、当院の強みの一つになっています。