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その患者さまに対して最後まで責任を持て
その父から何度となく言われたことがあります。それは、
「一度患者さまを引き受けたら、その患者さまに対して最後まで責任を持て」。
ということでした。そのせいなのかどうかは判りませんが、私の特技としてこういうのがあります。それは、カルテと名前を見れば、その患者さまのお口の中がハッキリとイメージできるのです。写真を見るように、頭の中に浮かびます。
患者さまに対して最後まで責任を持つということは、言い替えれば「治療をやりっぱなしにしない」ということです。もっとも、カルテと名前でお口の中が写真を見るように浮かんでくるのですから、やりっぱなしにしたくても気になってできません。
そんな特技のおかげで、「最後まで責任を持て」の父の言葉もまっとうできるように思えてきました。