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06)むし歯の進行(C0、C1、C2、C3、C4)
CO
表面は白く濁った色になりザラザラした感じになります。まだ穴はあいていませんが、進行する可能性が高いので注意が必要です。
<白濁・白斑>
・初診時
白濁が見られます
・1年経過
再石灰化が進み白濁がきえました
上手なケアを行うと、健全な状態に戻ることができます。
<裂溝>
・口の中の写真
歯の溝がザラザラしていました。色素も沈着しやすくなります。
・X線写真
特に悪いところは見られません。
深い歯の溝はむし歯になりやすい部分なので、ケアと観察が重要です。
C1 むし歯
<歯と歯の間>
赤い線の先がむし歯になっているところ
X線写真で見ると歯と歯の間に穴があいている事が判りました
<噛み合わせ面>
一見わかりにくいけどよく調べると......
このようにC1は、歯の表面にあるエナメル質に小さな穴ができます。痛みなどの自覚症状がほとんどないので、きづかないこともあります。
C2 むし歯の進行
X線写真で調べるとむし歯が進行しているのがわかりました。
エナメル質の奥の象牙質までむし歯が進んだ状態です。甘いものや冷たいものがしみるようになってきます。
C3
歯の神経やその近くまでむし歯に侵されています。神経が炎症をおこしているので非常に強い痛みを感じます。
深いむし歯により神経を抜かなければなりません。
神経を抜いた部分に薬を詰めました。
術後
C4
歯全体が、むし歯に侵されています。歯の根の先に膿がたまったり、歯のまわりにおも病気の影響がおよび、歯を残すのが難しくなります。
術前
全体がむし歯になっています
術後
抜歯してブリッジを装着しました
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